企業を「活動の塊」と見た場合
ポーターは企業の活動は主になる活動と支援となる活動の二つに分類できると考え、
主になる活動には
「製品企画」「開発」「部門調達」「機器製造」「販売や顧客への納入」「サービス」などとし、支援活動は
「人事」「労働管理」「技術開発」「調達活動」などに分類しました。
このように会社全体を個別の事業単位に分類することで、どの活動で付加価値がつけられるかを見つけられるようにしました。これを「価値連鎖(バリューチェーン)」と呼び、企業はバリューチェーンで考えるk遠出強みと弱みが見えてくると提唱しました。
付加価値とは
お客さんがこれのためにお金を払ってもいいと思えることで、商品がいいから、対応が迅速だから、アフターサービスがよいからなどが考えられます。
弱みになるもの
お金を使う仕事が多い支援活動はコストとみられ、企業のリストラ対象になりやすいです。つまり支援活動に無駄が多いと弱みになりやすいということになります。
また、主活動の中にも強みと弱みの差は出てきます。
企業を「資源の塊」と見た場合
アメリカのバーニーが資源ベース理論に基づき展開しました。
資源ベース理論
企業内部の強味、弱みを見つける際、企業が持っている資源に競争結い性があるかに注目したものです。
競争優位をもたらす資源の条件
企業が持つ資源を次の4つの観点で分析する方法を提唱しました。